無限に動画を保存し続けたbeatmaniaIIDX 29 CastHour総括
2022.10.18 (Tue)
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あす10月19日(水)からbeatmaniaIIDX新作
『beatmania IIDX 30 RESIDENT(レジデント)』 が稼働!
ということで今作 『29 CastHour』の個人的おさらい・総括です。


■楽曲の印象





「シル・ヴ・プレジデント」「デモーニッシュ」「グッバイ宣言」
「怪物」「あいつら全員同窓会」「ミュージック・アワー」

といった版権曲が過去のIIDXと比較してもかなり充実していて、
INFINITASには入らないであろうということもあり
それだけでアーケードの最新作をプレイしようというきっかけになりました。

動画配信者(YouTuber)というテーマ性も時代にあっていて
「kors k's How to make OTOGE CORE」は動画としての面白さと
曲のカッコよさが上手くミックスされた秀逸な1曲でした。
また「オドループ」など昔の曲でありながら
動画サイトでリバイバルブームになった曲もチョイスされたのは面白い。

いかにも今どきでネット発の邦楽のような「ナイトフィクション」
実質BPM1000のエクストラトーン「GiGaGaHell」
ヒューマンビートボックス「口カラ凸ゲキ」などオリジナル曲でも
時代とテーマが相当マッチしてると感じた1作でした。

そのほか「Stepper」「Ventriloquist」といった
個人的に好きな渋めの曲もしっかり押さえてくれて
楽曲面ではかなり好きなバージョンです。


■新ノーツ「マルチスピンスクラッチ(MSS)」





「HEARTACHE」「ハイテックトキオ」などで使われた
バックスピンスクラッチ(BSS)+連皿ノーツ。
BSSやCNと違い判定が甘くなく、しっかり黄色GREAT(黄グレ)が出るので
現状、爽快感よりは複雑さが勝ってる印象。

MSS搭載譜面はこれでもロケテの譜面より
かなり簡単になってるみたいですが
新ノーツで難易度を上げるのは慎重にして正解だと思います。


■ランダムレーンガチャ



gacha2.jpg

搭載前から感じてはいましたが
「結局どの配置が当たり譜面なのか」が分かりにくい、というより
個人差、および曲によっての差が大きすぎるので
引いても正直いつ使ったらいいか分からない…。

完割れ譜面がそのプレイヤーにとっての「正解」になり得るかと
言われると必ずしもそうではない
ので
当たるかどうかも分からないガチャに300円使うならまあ
プレミアムフリーで当たり待ちする、繰り返しやって譜面を覚える

ってことをやった方が結局効率が良いという印象です。

「この譜面にはこの配置がクリア率・スコア率高いですよ!」
みたいな情報をタッチパネル画面で教えてくれたら

使い勝手はかなり良くなると思うのでよろしくお願いします。



■プレイ録画機能



■以前の記事
【ランダムガチャ搭載】beatmaniaIIDX 29 CastHour稼働・プレイ雑感

稼働日にブログ記事でプレイ動画を紹介したように
今作のLIGHTNING MODEL筐体では自分がプレイした映像を100円で録画可。
自分が満足のいくプレイを出来た時に100円払って録画するので
気持ちよくお金を出せる
良いシステム。



STAGE FAILEDした時も「どこが押せてないか」を一時停止しながら確認して
より解像度の高い復習ができるのは上達面でも大きく貢献しそうですね。


動画配信者がテーマの「CastHour」にピッタリで、
単純なプレイ回数と同じくらい売上に貢献した機能なんじゃないでしょうか。
(知らんけど)


■解禁イベント



CHspace_kaikin.jpg

新曲のクオリティと、もともとサイバーなイメージのIIDXと
動画配信や「キャストアワー」の世界観がマッチした雰囲気は
本当に良かったんだけど、解禁システムは良くも悪くも超シンプル。

ひたすらプレイ回数を重ねてゲージを貯めて新曲を解禁という
Resort Anthemの「JAPAN TOUR」「WORLD TOUR」を彷彿とさせる解禁システム。
↓先月の雑記でも書いたけど個人的にはこれがなかなか苦痛…。

■2022年9月の音ゲ収穫・雑記

前作が「QMA」や「武装神姫」など様々な機種との連動イベントや
BISTRO LANDINGなど手間がかかる、かつ複雑なものが多かったため
それと比較すると今作は正反対で「とりあえずやれば出る」解禁でしたが
とにかくゲージが重い、かつ最終イベントは期間が短かったため
今作で全解禁できてる人は少なそうな印象…。
実際950クレやってワールドツアーを完走できなかったResort Anthem以来
今作は10年ぶりに全解禁諦めました。

以前からこの解禁のバランスはバージョンによってかなり極端なので
もうちょっとバランス良くなんないですかね~


■プレイ回数・マイベスト



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iidx29_ranking.png iidx29_iidxtower.png

1300回 IIDX24 SINOBUZ
850回 IIDX25 CANNON BALLERS
926回 IIDX26 Rootage
606回 IIDX27 HEROIC VERSE
627回 IIDX28 BISTROVER
588回 IIDX29 CastHour


今作「キャストアワー」は588回。年々プレイ回数減ってますが
前々作・前作はコロナ禍における緊急事態宣言によるところが大きく、
今作はINFINITAS用の専コン(プロフェッショナルモデル)
購入して家でのプレイがかなり捗るようになった
のが要因です。

8万円の専コンと6,000円の楽曲パック18個+@(全パック)買ってるので
120FPS環境でプレイできるINFINITASは楽曲数・難易度面でも
LIGHTNING MODEL筐体でプレイするのと遜色ない。
じゃあゲーセン行かなくてよくね?
ってのが正直な話で
PS2版時代に家でしこしこ鍵盤しばいてた頃の再来です。
アーケードに触れる機会は減ったけど家庭用の環境にまあまあ投資してるので許して…。

でも新しく実力の近いライバル登録したので
次回作はアーケードもモチベ上がると思います。

sud_033 音ゲーマーの休日(省エネ編) 1



■難易度・上達面





未難は減らず「n/a」が増えました。未難4→5。
n/a、Sinus Iridum、X-DEN、Mare Nectaris、ICARUS(L)

家ではスコア詰めるのが捗るのでクリア面はあんまり頑張ってませんでしたが
INFINITASでも冥やGoAhead!!ハード埋まったりして
ちょっとずつ地力も取り戻しつつあるので
とりあえず家でX-DENとMare Nectaris埋めるところから…。
X-DENの嘆き地帯、何気にBPM200で24分叩かせるのって
他の曲にほぼ無いよね…。冥のプインプイン(200の32分)ぐらい?

pro_purple2.jpg

スコア面ではLV12の新規AAAが旧曲だけで50譜面ぐらい増えたので
かなり上達できた感触があります。
プロフェッショナルモデルのおかげだね。いやまじで。
アーケードとほぼ同じ鍵盤や皿でバチバチ叩ける環境は
PS2専コンやエントリーモデルと比べて「やりたくなる」頻度が全っ然違いました。
まあPCとの接続が不安定だったり湿度で皿回す感覚変わったりして
たまに困ったちゃんになりますが…(笑)


■総括



c100_sample01.jpg
【C100】夏コミ新刊 『にでら道 CH(カスタマーハラスメント)編』より


CastHour自体は良い曲多くて雰囲気も好きだけど、解禁重いし
ゲーセンに移動する時間が勿体ない、せっかく専コンとパック買ったし
「家でしこしこ地力上げよう」といった1年でした。
で、実際かなり上達しました。
まあ…ゲーセンと家の往復時間を練習時間に変換できたらそりゃあね…。

家の環境は整いましたが、ほどほどに
ゲームセンターの売上にも貢献していかねばという思いもあり、
今後はゲーセンとの付き合い方を色々考えていかないとな~。

■過去作の総括



コロナ禍と戦い続けたbeatmaniaIIDX 28 BISTROVER総括
コロナ禍のゲーセン事情と戦ったbeatmaniaIIDX 27 HEROIC VERSE総括
20周年記念感あるようで無かったbeatmaniaIIDX 26 Rootage総括
ARENAモードと駆け抜けたbeatmaniaIIDX 25 CANNON BALLERS 総括
楽しかったニンニンビート! beatmaniaIIDX 24 SINOBUZ 総括!


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